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2004年 08月 20日

自宅練習での格闘 ~母音のつながり~ byともべ

YASU音本番まであと1週間になって、ようやく自宅で歌合せにじっくり時間を費やすことができました。

稲田家では、せっかく毎日一緒に暮らしながら、あまり家で一緒に歌の練習ということにはならないのですが。なぜかなぁ、と考えてみると、1つには、会社が休みで彼の歌う気力のあるときには、私が何かの練習に出かけていることが多いこと。また1つには、せっかくの休みで元気のあるときには、買い物へいったり映画をみにいったりと出かけてしまうことも多いからという気がします。

今回はうたが重なるものは1曲のみ。一緒に歌っているとさっそく気になることが出てくるのですが、1番には言葉のもつリズム感のズレのようです。
ちゃんとその言葉をいっているのにピッタリ合わない。何かが違うと思うのは、ポップスで言えばノリが違うということに他ならないけれど、しかし身体がのっている、本人はその気になっているのに、なぜかのりが悪いというのは、いったいどうしたらいいのだろうか。。。

のりとはいったいなんなのでしょうねぇ。
今回感じたのりの悪さというのは、細かいリズムや言葉のすべてが等価になってしまうことののりのわるさと、長い音を歌うときに止まってしまう、あるいは棒のように一直線になってしまう雰囲気です。音楽に邪魔されて音楽が生き生きしてこない感じがありました。

まず初めに、子音がたくさんあるのに早く喋らなくてはならないようなところで、ろれつが上手く廻らない、あるいは言葉が明確にならない。そのくせ走ってしまう。。。

大きな原因の1つは、言葉が変わるごとに母音が途切れ途切れに出たり引っ込んだりして、統一された息の流れの中に乗っていないこと。
古風な練習になってしまうのかもしれないけれど、そういう部分だけを取り出して、母音のみを繋げて繰り返し3回ほど歌い、1回子音も入れる、というセットを何クールも繰り返しました。子音を入れたときに、母音のみで歌っているときの母音の深さ、完全さにたどりついているかを確認しながら。
そのような息の流れの中では、すべての子音がささやかなのに的確に届いてきます。そのことによって、どんどん言葉が明確になりました。

その次には、単語ごとにたっぷりと鳴らす部分と、軽く喋る部分をつくることで、音楽に流れをつくることを試みました。
たっぷりと鳴らす部分では、非常にゆったりと体が緩み、充分にその音を身体で味わってのびのびとしていることを目指しました。体が緩むこと。そしてもっとも効果的なのは、喉が開こうと力むことなく開いていること。
細かい動きの後に、完全にゆったりとした身体の状態でそこへもってくることの気持ちよさをまず味わい、それを何度も練習します。聴いている人はおそらく一緒にその部分で気持ちよくなるでしょう。しかし音程、言葉、ブレスなどの関係で、すんなりそうなれないことが多く、なかなか難しいことでした。

しかし1時間強くらい粘り強く練習した結果、始めた頃よりも数段よくなったアンサンブルになったようです。さてさて、継続は力なり…。あと1週間、まだまだ粘らなくてはなりませんね・・・。

(ともべ著)
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by bctapestry | 2004-08-20 22:48 | 練習日記


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